サッカー作戦解説草稿

注:'(シングルクオーテーション)ではなく、´(アキュートアクセント/ダッシュ)が正式らしい。

他の解説サイトも合わせて読まないとわけわかめだと思う。合わせて読んでもわけわかめだと。

作戦A´

作戦A´ 図解

作戦A´ GIFアニメ

ニダディフェンスがあるからいけないんだ。
サカーではしばしば、ゴール前であるX3Y3にいる人によってX3Y1にボールがsageられてしまう。これをニダディフェンスと呼ぶ。最も古典的な守備方法であり、最も驚異的な方法でもある。
X3Y2でしーぽんがageようにも、すぐsageられてX3Y1に戻される。
ニダディフェンスを破ることがサカーにおいてもっとも重要なことだ。

ゴール前にボールを持ってくるためには、X3Y1でage役が静止している状態で、X3Y2にボールがある必要がある。
つまり、しーぽんがいくら一人でX3Y1とX3Y2を往復しても、移動中はボールを押せないせいで、一生ageられることはないわけだ。これがニダディフェンスの強みである。

つまり、他の誰かがX3Y2にボールを送ることができればいいのだ。
そこで作戦A´。この形でしーぽんがX3Y2にボールをage、それを将軍様があえて跳ね返らせ、X2Y2に移動させる。将軍様は静止しているので、ニダディフェンス役に競り勝つことができる。
あるいは、カウンターを狙う守りに跳ね返らせても良い。ただしその場合は、Y1行で跳ね返らせてはいけない。もしX2Y1にボールが移動することがあれば、将軍様が跳ね返りを利用してX2Y2に送ることになる。それに失敗し陣形を抜けられたなら、守りに切り替える必要がある。

無事X2Y2にボールが送られたなら、それを600タンがX3Y2に押し返す。もしX3Y2にすでに守りがおり、競り負けてX1Y2に抜かれたなら、攻撃をやめて守りに切り替える必要がある。このX3Y2に人を置いておく作戦をニダディフェンス2(通称ニダ2)と呼ぶ。
とにかく、X2Y1からX3Y2の4マスの間でageられるまでボールを回すことになる。

ここまで達成して、X3Y3にボールがageられてからが決める場面である。
将軍様がすばやくX2Y3に移動してシュートを決めるのがスマートであるが、ゴール篭りなどいる場合は、そう簡単にはいかない。
ゴール篭りなら600タンがX1Y3にシフトし、ダブルドリブルの体制に入っておけば良いが、ニダ2に逆方向へsageられたら最初からやり直しである。
限られたチャンスを決める腕が求められる。

早期に確立された作戦である作戦A´ではあるが、ニダ2に代表される対抗策が生まれてきている。ひとつの作戦では勝てない時代は来ているのである。続く。

おはき゛ろく 2004/10/18及び2005/04/18より。

作戦B´・作戦C

作戦B´・作戦C 図解

続き。説明の都合上左に1マス追加した。面倒なのでX0座標としておく。

作戦A´の弱点はニダ2であった。ニダ2が働くことで、作戦A´は大きく乱される。ならばいっそニダ2を利用してやろう、という流れが生まれるのは必然である。
そしてそれらの作戦は、作戦A´からの分岐という戦略性を生んだ。ひとつひとつの作戦に弱点があっても、それらが組み合わされることによって、無限の可能性が生み出されるのである。まるでサカーそのものではないか。

ニダ2にあえてカウンターのチャンスを与えること。X1Y2にボールをわざと送らせるところから分岐は始まる。
この時、しーぽんはage役をやめX1Y2に移動。そしてそこからボールをX1Y3へageる。
カウンターに成功したと思ったニダ2は、このageに大きく動揺するだろう。この精神的な隙がチャンスを生む。
600タンも同時にX0Y3へ移動しておく。600タンとしーぽんのダブドリによる中央ライン(Y3)での競り合いとなる。

中央ラインから攻められた場合、守りはとにかく中央からsageようとする。ニダは必然的に正面から来るボールを返すしかない。ニダ2がどうにか逆方向へsageようとするわけだ。
この時、相手の守りは自然と上側に集まっている。そこで将軍様が逆方向へ回りこみ、sageられたボールをすかさずage直すのが作戦B´である。
これにより相手は完全に意表を突かれる。なんせ通常はsageたところで防衛終了なのだ。両サイドからの攻めはまだ一般的ではない。

作戦Cは、別名をCpon砲という。
A´やB´が緻密に計算された作戦であるのに大して、Cは非常に大味な印象を受ける。
中央ラインに乗ったボールを、そのままダブルドリブル、トリプルドリブルでゴールまで強引にねじ込む。
ニダ2のもうひとつの攻略法として、あらかじめX2Y3に誰かを配置しておくという方法がある。
両者が静止状態であればニダとは対等なのだ。ゴール前で競り勝てば、そのまま得点に繋げられる。
この技が作戦Dに利用されるという噂もある。

これらの派生・作戦をどう防ぐかが、今後のサカーの課題となる。
鍵は図では省略された3人目の守りにある。現状の守備では、ニダ・ニダ2は持ち場に固定されている。3人目がどう動くかには、まだ改良の余地が残されているのである。

作戦A´からの派生として作戦B´と作戦Cが開発されたことで、サカーの戦略性はより深まった。
しかし反面、サカーの高度化は初心者の参入を大きく妨げる要因ともなる。難しい所だ。

そして、まだ解説しなければならない作戦が残っている。作戦というほどでもないが。続く。

おはき゛ろく 2004/10/19より。

作戦A・作戦B

作戦A・作戦B 図解

作戦Aと作戦Bについても言及しなければならない。
これらは基礎中の基礎である。そもそも、これらを用いなければニダディフェンスを破ることは難しい。
なので作戦と呼ぶのにやや抵抗があるが、便宜上作戦と呼んでおく。

作戦Aと作戦Bの違いは、実はY2から始まるかY3から始まるかでしかない。
どちらもX3Y1の人物がageるだけであり、主にニダディフェンスのいないカウンター気味な時に用いられる。
AはY2からY1へsageられる前にY3にageて決める。BはY3からあえてY2にsageさせたのをage直して決める。
3-3ではあまり単体での価値がない技なのだが、2-2ではこれらに頼る場合が多い。
これらを発展させていったのが作戦A´・作戦B´である。まる。

おはき゛ろく 2004/10/20より。

作戦D´Turbo

作戦D´Turbo GIFアニメ

おはき゛ろく 2005/04/19より。