涼編における765アイドルは、それぞれが期待を背負って、信念を持って、夢を持って、決して涼が肩を並べられる存在ではない。だからこそ涼自身がどうあるべきかという本来のテーマにとって有効であるし、それは涼と同様に中途半端な存在である夢子にとっても大きく影響する。愛・絵理・涼のトリオは、それぞれが独自のストーリーを持っているせいもあるが、あまり同期で競い合っている感じが出てこない。涼・夢子のペアはそこを担当するポジションになっていると思う。切磋琢磨しながら二人が高めあう(性的な意味で)意味では非常に王道的なシナリオ。
こういう見方していくと全くアイドルとして扱われてない律子が不憫でならない。2キャラのメインシナリオに絡んでるのはおいしいけど。