空むだ 20091103

20091103

涼終わった。なんだこの夢子関連は。イケメン選択肢選んでたらパフェ取れる上ににやにやがとまらない。ふざけやがってさっさと結婚しろ。


涼はまず自己実現欲求があって、それにアイドルという手段を使う時点でかなりあれな発想なんだけど、それがこじれてなりたい自分と求められている自分は違うという葛藤を含めつつ、最後の決断に至るまでの土台を堅実に固めていった印象。外的要因にそれを阻まれるとゲームオーバー。涼がどうするかというただ一点に尽きる。

単純にアイドルとファンとの関係だけで見てしまうと、涼には全く選択肢がない。涼は人の期待を裏切れない少年だ。そこへ夢をなくした夢子ちゃんとか、涼自身の本来の姿を評価してくれる武田とかが作用して、ここに葛藤を作る。だからこそこの二人との絆は丁寧に描かれなければならない。武田は確固たる信念を持った大人の男性で、そういった類の強さに憧れる涼にとっては確実に信頼の置ける人物であるし、そして夢子はかわいいので何の問題もない。この葛藤は十分に成り立つ。いやなんで夢子にそこまで肩入れするのかちょっとわからない部分もあったけど、そのへんはプレイヤーキャラクターのプレイヤーからの独立かなって。普段そういうのって毛嫌いされるけど、こういうパターンなら俺は許すよ。


ただそれを踏まえても終盤の展開はちょっと現実的に無理があるかなって思ったけど、序盤から既に無理がある展開だったので別にどうということはない。


あとこれって3人分の話をうまいことタイムテーブルに載せられるのかなあ。絵理の話でなんで夢子が幽霊屋敷にいたのかとか、愛ちゃんの話の涼のストーカー話とか、拾えてない話が結構ある。